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牛丼屋のお仕事実践記 開店前研修1日目 注文の受け方講座?(牛丼3杯目)

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牛丼屋のお仕事実践記3 開店前研修1日目 注文の受け方講座?(牛丼3杯目)

僕の職業経験談に牛丼屋勤務がありますので赤裸々に書き留めておきます。

就職の際の参考にしてください。

どんな企業に身を置くにしても、通じて言えることは喜怒哀楽が付き物ということですが、その比率は各個人の考え方に依存します。

有名な企業からマイナーな企業まで様々ですが、嘘偽りのない事実談をそのままに記載しますね。

有名過ぎるあまり、どの企業での勤務経験かが丸わかりな表現もあるかもですが、すべてはこの目で見てきた事なのでご理解を。

なお、最低限のマナーとして、企業名や登場人物はボカシます。

と言うことで、こちらは牛丼屋さん勤務の経験談です。

登場人物は太文字で書き表しています。
(記憶を辿ると、どうしても同僚たちの名前が必用なのです)

>>牛丼屋勤務経験談のもくじへ

牛丼屋のお仕事実践記3 開店前研修1日目 注文の受け方講座

個人的に研修などはどこかの日のどこかの時間などに確定されていて、『この時に来てください』と言われた方が行動し易いのですが、当牛丼屋さんはあくまで『好きな時に』みたいな自由スタイルでした。

なので実は、初日を迎えないままにトンズラするという考えもあったのですが、せっかく採用されたという理由もあり、飲食店勤務も未経験と言う事もあって楽しみは楽しみだったので、実は臆病な意識を奮い立たせて初回研修とやらに足を向けました。

とはいえ、当時の僕の本業は残業当たり前の日勤だったので、研修開始日からは参加出来ず、研修開始から3日目となる日曜日が初参加でした。
(平日は時間が少ない上に、正直疲れていますからね…)

牛丼屋のお仕事実践記3 開店前研修1日目 注文の受け方講座??

で、期待と不安が入り混じわる研修初日。

もけ『おはようございます!』

と元気良く入ったオープン前の店内では、カウンター席に座る女性3名と、テーブル席に固まる女性4・4・6という計14名の女性軍団???

山m『あ、おはようございます! ……えっと……??』

もけ『あ、採用の連絡を受けましたもけもけです。研修があるとかで来たのですが…』

山m『あ! あなたがもけもけさんですね! 待ってました! まずはあちらでお待ちください!』

という流れで、女性4・4・6編成のハーレム(仮)の中に待機させられる自分…💧
ちなみに、やはりというか当たり前というか、僕の姿は覚えられていなかったらしい。

いざ、研修……ならず!

女の子の中に混ぜられて何をするという事もなく、待つ事数分……。

全員がそれぞれに初対面のようで、互いが互いを興味深く伺う中、それでも声を掛けるに掛けれない状況が続いていたようで、そんな場面に僕が投入される…と。

この状況、過去の人生にて経験済みだったりするわけだが、こう言った中の男が1人って、変に勘違いによる期待が高まるようで…💧

全員の目がキラキラしてこっち見ているわけだし…。
(勘違いして上司と思い込まれるパターン)

なので、こちらから先制攻撃。

もけ『えーと、初めまして。自分、皆さんと同じアルバイトさんですよ! 教わる身なんですよ』

とかなんとか。

ひきつった笑顔で先制しても、全然効果の見られない皆さんの笑顔。やめてくれ、無意味に謝ってしまいそうだ。

山m、研修できず!

なんと言うか夢見るハーレム状態の中で神妙な時間を過ごす中、山mがようやくやってきて…

山m『もけさん、すいません! 僕、いま面接中でしてなかなか途切れなくて。大変申し訳ありませんが、ちょっとこの子達にハンディ操作教えてください!』

もけ『え? まだ採用面接してるんですか!? てか、『はんでぃ』って何ですか??』

山m『コレです! ハンディターミナルて言って、これで注文を受けたりするんです! お願いします!!』

山mは尻のポケットからハンディを僕に手渡し、さっさと面接の続きに行ってしまって…あはあは。

ハンディとやら少し凝視し、チラッと目線を上げると、14人のキラキラした目線が刺さる刺さる。
やめてくれ、そんな期待の眼差しでこっち見んな!

という思いをグッと押さえつけ、自称『ぶっつけ本番上等』な自分を演じてみたり。

もけ『じゃあ、みんなハンディ取り出して』

?『全部で3台しかありませーん』

もけ『え?? 全員分ないの??』

自分の合わせて4台って、どーゆー研修会だよ?

じゃあ、仕方がない。順番こで行こうか。
という事で、それぞれのテーブルの代表者がハンディを操作し、それを他の人が眺めて覚え、同じ事を回しながら実感するという方法で時間を潰すしかないわな。

で、実践。…というか、おさわり感覚の研修開始

もけ『じゃあ、パネルのメニューっぽいマス目を見て。牛丼とかあるよね?』

?『電源ってどう入れるんですか?』

もけ『?? えー……っとぉ??』
(ぽちぽち)

もけ『あ…、横のやつが電源っぽい!』

?『ほんとだ~!』

……知育レベルだよね?

?『このボタン押していいんですか?』

?『これってどうやって見るんですか?』

?『なんか押しちゃったんですけど…!』

?『無効から何か音がした!?』

変な時間帯だなぁおい。

ようやく山m参加…

ようやく面接を終了したらしい山mが参戦し、

山m『助かりました! どうですか? 出来栄えは?』

もけ『ハンディ呼び方や、蓋の開き方からパネルへの指の添え方まで、完璧です!

山m『それだけ?』

もけ『さすがに無茶振りが過ぎますよぉ!』

山m『そうですね。…じゃあ、残り8分! 頑張って覚えていきましょう!』

……こんな感じの初研修でした。
(待機時間を含め、2時間分の時給発生!)

ちなみに、全員、全くぜんぜん覚えられませんでしたとさ。
めでたしめでたし?

お互い仲良くはなったけどね。

牛丼屋のお仕事実践記3 開店前研修1日目 注文の受け方講座 まとめ

という事で、こんな事態もあるんだなぁ…という初回研修でした。

研修日にまで面接があったという事は、この山mが柔軟過ぎるのか、それとも企業体質が何も考えていないのかは不明ですが、個人的には後者かと。

それにしても何もわかっていない状態で何もわかってない状態の14人を教育するなんて、きっと人生唯一の出来事でしたね。

みんなのキラキラした目線は輝かしい反面、単純にトラウマものですな。

そして今考えれば…ですが、追加の新人さんが顔を出さなかった事は幸運でしたね。

まあ、いずれにしても、全員の経験値は研修終了後もゼロですな。

【改善案】この話題の客観的感想と改善提案

予定外の面接対応とはいえ、せめて人数分のマニュアルは備えておくべきでしたね。
教育担当が1名と分かっていたならば尚更の話です。

ハンディターミナルの画と共に各所機能の番号を加え、その下にテキストで操作方法を覚えるための実践項目があるのが望ましかったと。

人が不足していたとはいえ、これから教わる人材に教育担当は無茶が過ぎますし、場合によっては大混乱も生じますよ。

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本シリーズ『牛丼屋勤務のお仕事実践記』を含め、各職業で書き切れなかった部分の詳細や単語の意味を書き出しています。

わりと広範囲の職業の参考にもなりますので、気になる単語があった場合には確認してみてくださいね。

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僕はこのブログ内でいちサラリーマンとして色々と書いています。

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