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牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン3 ぶっつけ本番のメインバック(牛丼10杯目)

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牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン3 ぶっつけ本番のメインバック(牛丼10杯目)

僕の職業経験談に牛丼屋勤務がありますので赤裸々に書き留めておきます。

就職の際の参考にしてください。

どんな企業に身を置くにしても、通じて言えることは喜怒哀楽が付き物ということですが、その比率は各個人の考え方に依存します。

このシリーズの内容はとある牛丼屋さんです。

有名過ぎるあまり、どの企業での勤務経験かが丸わかりな表現もあるかもですが、全てはこの目で見てきた事なのでご理解を。

なお、最低限のマナーとして、企業名や登場人物はボカシます。

と言うことで、どの牛丼屋さんを伝えているかを理解しても、大人な対応でスルーよろしくです。
(さすがに今現在は違うだろうしネ☆)

登場人物は太文字で書き表しています。
(記憶を辿ると、どうしても同僚たちの名前が必用なのです)

>>牛丼屋勤務経験談のもくじへ

牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン3 ぶっつけ本番のメインバック(牛丼10杯目)

副業として働く牛丼屋さん勤務の2回目がグランドオープン初日の何日後かは忘れましたが、そんなに遠く離れていない2回目出勤の日。

実は内心で注文の受け取り方すら理解していなかった僕は、『この先どうなるのだろう?』という不安だけがありましたね。
(あんな研修だったから、たぶん新人の全員はそう思っていたはず…)

で、そんな不安しかない状況下で厨房に入ると、その日は6人態勢で夜帯を回していたらしく、んまぁ、当然ながらほとんどの人が初対面という事もあって自己紹介から。

そんな自己紹介相手の1人目として、肉鍋前に立っていた女子高生っぽい女の子に声を掛ける。

もけ『えーと…、はじめまして。もけって言います。…僕は何すればいいんですかね?』

?『はじめまして! もけさんですね! さとっていいます! ……はいっ!! お願いします!!』

とかなんとか、肉鍋前のさとが満面の笑みで棒立ちの僕の右手を取り、牛肉掬いを手渡し………って、なにコレ???

牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン3 本当にぶっつけ本番のメインバック(牛丼10杯目)

話を聞くと、どうやら牛丼屋に仕事には『フロント』と『バック』といった談分類が存在し、こんな感じの仕事とか。

牛丼屋さんの仕事『フロント』説明

通称『バック』と呼ばれる厨房から出された商品提供をする係員のコト。

要するにホール担当ねすね。

表立った仕事は以下の通り。

  • 接客案内
  • 注文受付
  • 商品提供
  • 会計
  • バッシング
  • 精算

とまあ、飲食店に入った事がある人なら『精算』以外は自然と目にする機会がある業務ですね。

ちなみに僕は、これが主な仕事だと思って入社していたり。

そしてバックのお仕事は?

牛丼屋さんの仕事『バック』説明

通称『バック』と呼ばれるその位置は、いわゆる『厨房』の事で、大まかにはこんな仕事をするらしい。

  • 全ての食品仕込み
  • 全ての食品調理
  • 注文品作成
  • 食器洗い
  • 店内監視
  • 金庫番

などなど。

2つの持ち場とも細かく書き上げればキリがないが、大枠としてはこんな感じかな?
(待て、詳細ページ!!)

ンでさぁ………

一番肝心なところが、『どうしてこの子が僕を知っているか?』というコト。

んまぁ、数少ない男性陣ということで、その中から覚え易かったとかの理由で山mが僕の噂を流したとか、まあ、そんなところだろう。

ほぼ初対面で研修を丸投げできた、あの人らしい。
(有難迷惑だな)

で、そんな流れで『もけが出来る』みたいな流れなんだろうなぁ。

………と、思いきや、『もけがバックできる説』を流したのは、研修時に2時間程度顔を合わせただけの『ひろ』だったり。

……………えっ………と、………ひろ

俺たち、そんなに仲良かったっけ?

牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン3 ぶっつけ本番のメインバック 実践(牛丼10杯目)

まあ、そんなワケで牛丼盛りを有無言えずバンタッチされた僕…………。

いや、ホントにね、何ひとつ理解していないのですが💧

とか、弱気になっても客は来る。

お客さん視点に立てば、店内従業員とは店内に居るだけでプロフェッショナル

そんなコト分かってる。

さて、人生初のまともな飲食店勤務で人生初の記念すべき牛丼サイズは?

並?
大盛り?
それともミニ?

プーップーップー
(オーダーインの音)

『五目丼♡』
(3度見した。2回肉鍋に目を落としてモニター再再確認した)

もけ「わー、牛丼じゃないよぉ! さとちゃんさとちゃん! 五目丼どこどこぉ~!?」

さと「どっか!! どっかの引き出しにあります!!」

………こんな僕のバック幕開け。

ちなみに2つ目の注文は『ソフトクリーム』でした☆
(ソフトクリームを含めた一部の商品はフロント側で作成)

ゆっち『ごめんなさい! すいません! まだ名前知らないんですけどココの子たち、まだみんなソフトクリーム作った事ないんです! お願いできませんか!?」

もけ「ごめ~んっ! 俺も今日が2回目の勤務で皿洗いとネギしかやってないんだぁ~!」

これはこれで大騒ぎ♪

その後、5人の女の子に囲まれつつ、ソフトクリーム作りをする僕……。

全員、緊張……。
(既に5人の女の子がそれぞれ1回ずつ失敗して僕の番というシチュエーション)

たぶん、アレだな……。

一番緊張していたのは注文したお客さんだろうなぁ。

牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン3 ぶっつけ本番のメインバック(牛丼10杯目) まとめ

いい加減の最高潮が多過ぎる当時の牛丼屋さんでしたが、本当にビックリ展開というか。

神出鬼没であってもマネージャーに任せるように話があったならともかくですが、ほぼ初対面のアルバイトさんの伝言を真に受けて調理担当とは恐れ入りました。

でもまあ、ほとんどは指先一本で調理ができる仕組みがあったため、どーにか乗り切れました。
(はじめの頃はお客さんも少なかったしね)

【改善案】この話題の客観的感想と改善提案

単純に、企業として存亡の危機とも取れる行いかと。

世の中には作り話の表現をあっさり上回る、『予期しない行動を取る人物』が存在しますが、僕がそんな人だったらどういった未来があったかすら気になるところです。

改善としては、言うまでもなく徹底した教育でしょう。

僕の場合は、後日マネージャー指導で教育を受けましたが、それまでは見様見真似の猿真似です。

問題が発生しなかったからこそ『その後』が続きましたが、問題が発生していれば大手企業だからこそブーイングの集中砲火を受けたことでしょうね。

兎にも角にも『教育』から始まるものと思います。

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本シリーズ『牛丼屋勤務のお仕事実践記』を含め、各職業で書き切れなかった部分の詳細や単語の意味を書き出しています。

わりと広範囲の職業の参考にもなりますので、気になる単語があった場合には確認してみてくださいね。

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