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牛丼屋アルバイトメモ2(飲食店の仕事の裏側)

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牛丼屋さんアルバイトメモ2(飲食店の仕事の裏側)

僕が実際に働かせていただいた牛丼屋さんから学んだアレコレです。

このメモは各企業や各事業所の全てには適した参考とは言えませんが、それでも

『現場で起こり得る出来事』

としても参考に出来る部分は多い筈ですので、今後の社会人生活に役立ててください。

この牛丼屋メモは当時お世話になった企業様での独学が大半を占めますが、以下のような環境下でも役立ちます。

  • 飲食店での業務
  • グランドオープン前の教育期間
  • 24時間営業
  • 中途採用狙い
  • シフトの組み方
  • 応援要請の段取り
  • 緊急時の対応
  • 対人対応
  • 仲間とのコミュニケーション
  • etc etc…

牛丼屋アルバイトメモ2(飲食店の仕事の裏側)

牛丼屋さんで勤務した中での学びや考え方、ポイントをまとめています。

各タイトルの『牛丼〇杯目』とは、牛丼屋さん勤務の出来事記事の通し№です。

牛丼屋勤務のお仕事実践記 目標売上の半分満たせず(グランドオープン反省会)(牛丼7杯目)

夜は暇

グランドオープンのあの地獄と比べれば、平常勤務の夜は暇に感じます。

さらにグランドオープン時に地域のお客さんが殺到しましたから、その反動で尚更暇になるんですね。

まあ、束の間の暇でもありましたが…。

月間1200万円の売り上げ目標

当時の牛丼屋さんの牛丼並は380円。

これを1200万円に到達させるには、やく36000杯の牛丼販売が必要ですね。

もちろん、トッピングやサイドメニューといった収益源はありますが、数字だけ見るとゲッソリですね。

ちなみにこの牛丼屋さんはこの後、

280円→250円

と、さらに値下げしましたね☆

お陰で今現在の牛丼価格がアホらしく思えたり。

素直な質問は嫌いではない

僕固有の特徴なのかも知れませんが、どんな職場においても上下関係って邪魔なのですね。

なので、僕は上下関係、年齢関係を気にせず突っ込むタイプなのですが、格上からの相談も対等に本音を打ち明けます。

まあ、コレって僕が格下だから偉そうに言える事ですが、格上が格下に質問をするって勇気がいる行為だと思え、必然的に成長するタイプなんだなぁと感じます。

株主様以外はオマケ。

株式会社は株主あっての存在で、企業として株主を尊重する気持ちは判りますが、一般客を指して『オマケあつかい』はどうかと思います。

いや、百歩譲ってその考えあっての企業存続だとしても、その考えを明日辞めるかも知れないアルバイト生の第一の教育とは如何なものでしょうね?

実は実録本編に含みませんでしたが、この話を聞いた瞬間、株主ではないアルバイトという立場の新人全員は、互いの名前も知らない状態のまま作り笑顔で顔を見合わせましたよ。

さらに言えば、一般的に企業とは『お客様のために存在』という表向きのフレーズがあるわけで、この職場にで言えば、

  • 『腹ペコ客のため』
  • 『牛丼好きのお客のため』
  • 『このお店が好きなお客のため』

に存在すると言って然るべきなんですね。

その上で、

  • 『会社存続のため』
  • 『従業員のため』
  • 『生活維持のため』

という表現に繋がるわけです。

この『株主様のため』という言葉は、この会社にアルバイトとして参加してから以降、ずっと引っ掛かっていましたが、後に誕生した『ブラック企業』という言葉を聞いて腑に落ちましたね☆

牛丼値下げ問題

最終的には1杯250円にまで値下げされた牛丼価格。

お腹を満たす意味では最高な話ですが、提供する身となっては最悪な価格。

ちなみに僕は個人的に、この250円の影響で最悪な深夜ワンオペを経験したり☆

ドライブスルー

ドライバーにとってドライブスルーって存在は神がかっていますね☆

ところがお店側視点のドライブスルーってホント邪魔以外の何物でもない!

いやね…、マクドナルドみたいに潤沢なクルーさんが存在すれば話は別ですよ?
ワンオペでドライブスルーっていうのが心臓に悪いんです。心身共に。

2時間放置の牛丼

ファストフードに限らず、食品には品質保証期限というものがありますが、当然ながら牛丼にもそれがあります。

販売前の調理品にもそれは存在し、例えば牛丼の素も時間経過で劣化するため、ある一定の時間が過ぎれば廃棄するしかないのですね。

そんな捨てるまでの時間をホールディングタイムと表現しますが、それを極端に超えると

  • 肉はボロボロ
  • タマネギは肉と見分けがつかないくらいに色がタレ色になり、小さくなる

といった状態になります。

『お玉で掬うと折れて崩れてしまうバラ肉…!』

こう書けば、その状態が理解できますかね?

…あ、お箸で食べる際も、肉を箸で挟む事は出来ません。
だって、ぽろぽろ崩れちゃいますから☆

ウソ情報

在庫が無い状態でお客さんを納得させる常套手段の1つが『ウソ情報』。

マックで『出来立てのポテトを…』と言われる待機依頼があるじゃないですか?
アレと同じです。

牛丼屋さんって実際に生肉から調理するのですが、けっこうな割合でそれが知られていないんですよね。

なので、『出来立ての牛丼を…』

と言うより、なぜか

『スンマセン…、ちょっと前にいっぱい売れちゃいまして…💧 準備時間下さい』

と表現した方が、変にみんな納得してくれたんですね。

結局、待たせるという事実はビタイチ変化ないのですが。

不運

職場の運要素って本当に大きいと思います。

ただただそれだけです。

牛丼屋勤務のお仕事実践記 グランドオープン1 ニューフェイス把握…不可能!?(牛丼8杯目)

業務量と対価が見合ってない

飲食店あるあるで、サービス業あるある。

いまや至る所に有り触れたサービス業なので、みんな生き残りに必死であり、その上で魅力が無いという悪循環。

そこで考えられる手抜き案にして効果的案が値下げ。

人は来るが薄利多売化し、結局売り上げ減少。

少なくなった利益で人は雇えず、賃金を上げられず、その上で衛生維持に努めるしかないから当然ながら1人頭の作業量が爆増。

この牛丼屋さんは周囲時給と比較すると+50円だったが、これは上手くヤラレましたな。

全員を覚える必要があるのか?

結果論。

大丈夫!
1ヶ月も生き残れば十分に覚える以前に信頼関係が生まれてしまう!

20:00-00:00の契約

契約…。

安心しろ。この企業に契約が約束される事はまずない。

なんだかんだ僕は2年くらいお世話になったが、『20:00-00:00』だった事は初日とそれに近いどこかの累計2日のみだった。

そしてこっちも安心して欲しい。

例えば『00:00になったと同時に帰るぞ!』って心に誓っていても、その時間に交代者が来ない事もままあるから。
(帰れない…)

新人48名

基本的にこの牛丼屋さんはアルバイトのみがお店を回す事になっている。

今回の場合は真っ白状態の48人で新店舗を回そうという話だ。

マネージャーは当然存在するが、そのマネージャーが地元に不慣れな上に、担当となる多店舗の巡回もあるため僕の店舗は長時間孤立無援状態。

そして山mも人間なので、1回の連続勤務もせいぜい48時間が限界…。

この意味、分かります??

全48名の中の男性総数5名

この意味、分かります??

女性が悪いというわけではない。
でも体験上、誰か1人が『男なんだから』とはじまると、歯止めが利かなくなってしまうのも女性の世界なんです。

まあ、それでも、僕の場合は学生たちよりも1周り年上の同じアルバイトといった位置付けでしたので、そういった意味では逆に助けられましたけどね。

異性に囲まれる人生

他人から言わせれば羨ましい限りとの事ですが、実際にその境遇になるとそんな事もないという事実。

なんつーか、僕の場合は僕自身が女の子寄りな思考を持ち合わせるに至ったり💧

まあ、そういった意味では異性を毛嫌いする事もなく、どちらかというと溶け込みやすい人生ではありますが、面倒事の多くは『男なんだから』といった感じで丸投げされます。

牛丼屋のお仕事実践記 グランドオープン2 インベントリ登録(牛丼9杯目)

インベントリとは?

簡単に言えば、実物を実際に見ずにして把握可能なデータベースや詳細が記載された一覧表のコト。
つまり、この牛丼屋さんにおいては従業員は在庫扱い???

生物学などにも使用されるようだが、少なくとも人間の扱いには当てはまらない…ような??

入社後の証明写真撮影

写真撮影は各マネージャーの携帯電話で撮影。

ルールが当時のままだったら、たぶん、スマホで撮影?

…………………ガバガバ過ぎない??

マクドナルドのまるパクリ

大手企業というものは更に大手企業の風潮を横取りする習性がありますね。

当時、本業として職務を頂いた会社のお偉いさんもこう言いました。

『どうせ目指すなら日本一。日本一を目指すなら、最高の設備から』

……すいません。
個人的には真っ向否定です。

最高設備が備わったとしても、最高のライバル社の知識を導入しても、実働側にその知識が無ければほぼ無意味ですし、どこの真似をしなくとも、最高の指導者のもとに身を置けば、どんなアホでもそこそこのレベルに到達すると思うのが僕の考えなのですね。

つまりは高学歴でもなく基礎知識でもなく、『教え方・考え方』だと思うのですね。

まあ、話が逸れましたが、当時の牛丼屋さんはとにかく何でも周囲の『売れるアイテム』をとにかく横取り。
(多くの企業はそんなもんか)

みんなが判る言葉遣い

有能なキャビンアテンダントを育成するとある会社は、あらゆる言葉遣いに『中学生が理解できる言葉』を念頭に置いていると言います。

キャビンアテンダントはその職業柄、時と場合によって言葉を使い分ける必要性に迫られるわけですが、的確と思われる言葉が相手に伝わるとは限らない職業でもあるのですね。

そこで理解され易いのが、大人ぶった小難しい言葉遣いではなく、『中学生が理解できる言葉遣い』だそうで。

僕も詳しくお伝えすることが出来ませんが、要するに真似事の国際流通語や裁判や政治に使われる言葉遣いでは適当ではないという話ですね。

みんなの理解を求めるならば、みんなが理解できる言葉を使うべき。
ただそれだけです。

例えるなら、日本語を知らない外国人に『既存の正しい日本語』を教えたところで、今どきの言葉遣いの世の中にはマッチしないというワケです。
(まあ、確かに間違いではないんですけれどね)

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本シリーズ『牛丼屋勤務のお仕事実践記』を含め、各職業で書き切れなかった部分の詳細や単語の意味を書き出しています。

わりと広範囲の職業の参考にもなりますので、気になる単語があった場合には確認してみてくださいね。

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僕はこのブログ内でいちサラリーマンとして色々と書いています。

あなたの職場の悩み解決、あなた自身が抱える悩み解決にも役立つかもしれませんので、時間がある時などにでも目を通してくださいな。

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