イベントキャラの仕事のナカミ【職業経験談】
僕がこれまでに手を掛けてきた職業のナカミを体験のままに書き出していますので、この職業に興味がある方は参考にしてください。
このページでは
『イベントキャラ(着ぐるみ)』という職業の仕事のナカミとなる、
- 簡単な前置き
- 主な労働時間・残業等
- 主な労働内容
- 正社員とアルバイト(非正規社員)の違い
- 仕事のキツさ
- 休暇関係
- 給料関係
- 人間関係
- 作業道具の支給
- 転職する場合の活用法は?
- この職業は安定or不安定?
- この職業の昔と今の違い
- この職業のメリット
についてを書き出していきます。
‼‼‼ この職業話の注意点 ‼‼‼
同じ職業でも企業や団体が変われば全く異なる内容になる場合がありますので、100%そのままを受け止めるのではなく、話70%程度の気持ちで確認してくださいね。
また、時代の変化に応じて一部で内容が変化している場合もありますので、予めご了承ください。
この話はあくまで僕の実体験に基づいた総合的な感想となります。
- イベントキャラの仕事 簡単な前置き
- イベントキャラの仕事 主な労働時間や残業等
- イベントキャラの仕事 主な労働内容
- イベントキャラの仕事 正社員とアルバイト(非正規社員)の違い
- イベントキャラの仕事 仕事のキツさ
- イベントキャラの仕事 休暇関係
- イベントキャラの仕事 給料関係
- イベントキャラの仕事 人間関係
- イベントキャラの仕事 作業道具の支給
- イベントキャラの仕事 転職する場合の活用法は?
- イベントキャラの仕事 この職業は安定or不安定?
- イベントキャラの仕事 この職業の昔と今の違い
- イベントキャラの仕事 この職業のメリット
- イベントキャラの仕事 この職業の裏話
- イベントキャラの仕事 まとめ
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イベントキャラの仕事 簡単な前置き
知り合いのおもちゃ屋さん店主に依頼を受け、かぶり物を被っての客引き経験があリますので、その経験談を書いていきますね。
お店のグランドオープン記念のイベントでしたが、安物ぬいぐるみのウサギやイヌになると思いきや、ミュータント・タートルズの『青』でした。
(名前わかっていない💧)
人気キャラということで当然の脚光を浴びた訳ですが、中の僕は常時グロッキーでした。
……ぬいぐるみの中は、絶好調の真冬時でもとにかく暑いのです。
(2月に仕事しました)
(↑ 店内イベントではありましたが)
イベントキャラの仕事 主な労働時間や残業等
僕の場合は3日間限定のヘルプでしたので、現地集合の5時間勤務でした。
ですが、専門業種は以下のように考えられます。
基本労働時間
イベント会場との往復を含めた8時間勤務。
遠征やスポット的な仕事の場合はこの限りではないでしょう。
早出
イベント会場に合わせて移動する場合、遠方ほど早い出発となり、これが早出扱いになるケースがあるようですが、企業方針によってまちまちなのが実情です。
残業
イベント主催側からの残業依頼というのは考えにくいので、多くの場合は残業無しと言えるでしょう。
ただし、業務終了後の帰り準備時間や営業所等への帰社時間も労働と考える企業の場合は、これが残業扱いになるケースもあります。
イベントキャラの仕事 主な労働内容
客引き
イベントマスコットの最重要業務は『客引き』となりますが、テーマパークでもない限り、単独で行動する際にはこれと言った技術を要しません。
ただでさえ目立つ恰好なので、
棒立ちしてれば、『何あれ?』
声が聞こえた方向に手を振れば、『おおー!?』
(見えてない)
驚きの声に向かって手招きすれば、『ママこっち!!』
みたいな流れがほとんどでした。
あとは営業員さんが記念撮影をしてくれ、写真が手渡されたら、そっと頭をなでて、優しく、おもちゃ屋さん店内に向けて背中を押してあげるというね。
(タダじゃ転ばないスタイル)
愛嬌振りまき
愛嬌を振りまくも何も、ただでさえ目立つ格好の上、その空間の中の唯一の異世界キャラという事もあって、中の人がパンツ一丁で汗だくになっていても、人の目線は釘付けになります。
というか、中の人がゲンナリしていても、表面上は凛々しいカメファイター。
一歩動くだけで好奇心を誘い、群衆から遠ざかる素振りを見せても動きが可愛いらしく『きゃーきゃー♪』………悪い気はしないけど、カンベンして。
記念撮影
ヒーローの特権か、無条件記念撮影。
にっこり笑っても、撮れるのはいかつい青亀ミュータント。
子供ほど可愛らしく扱いやすく、大人ほど妙にくっつく傾向あり。
なお、撮影も写真も無料。
その代わり、しっかりと店内をうろついてもらうというね。
イベントキャラの仕事 正社員とアルバイト(非正規社員)の違い
正社員
着ぐるみをまとったこのテの仕事に『正社員』という枠があるかは不明ですが、あるとすれば、それぞれのイベント開催地に赴いて、日替わりで様々なキャラを演じるのでしょうね。
複数名で演技を行う場合などには稽古なども必須となり、実際の内容へのこだわりはもちろんですが、それ以上にチームワークが求められてくるでしょう。
また、団体でイベント地で活躍する場合は、解説役としてマイクを持って場を盛り上げる役割があります。
同じく団体の場合は音声スタッフも必要となるため、資材運搬も行うでしょうね。
一方で僕が実際に行った小規模イベントは単体で動く事になるのですが、そうはいっても歩くだけでも一苦労なので、付き添い役としてイベント会場へ派遣されることもあります。
アルバイト
僕はイベント期間のみの限定勤務でしたが、遊園地などで毎日のように活躍するキャラクタの多くもアルバイトとして働くことが多いようですね。
某有名遊園地では専属のマスコットキャラに扮する場合も多く、華々しいパフォーマンスを披露してくれますが、その大部分も立場としてはアルバイト枠の時給との事です。
言い換えれば、『その世界』が好きでないと出来ない仕事であり、また、『人に夢を与える事が好き』な人にしか出来ない仕事とも言われますね。
パフォーマンスとなる振り付け等は、有名どころほどプロ意識を求められますが、客引きが主な仕事となる場合は『ウロウロしているだけ』でも注目を浴びる事が出来るといった特徴があります。
イベントキャラの仕事 仕事のキツさ
重装備ほど、とにかく暑い
今時のぬいぐるみは精巧に作られている場合が多いですが、精巧なほど通気性が悪く、熱の放出が叶いません。
よって僕の場合は、真冬でコート姿のお客さんが当たり前の状況下でパンツ一丁で着ぐるみ姿という。
真夏はソートーでしょうね。
(考えるだけで蒸発しそう…)
ちなみに今の時代では冷却装置が装備されていそうですね☆
仕草が制限される
『頭だけがぬいぐるみしていてその他はタイツ』という出で立ちは、頭部のバランスさえ保てば比較的身軽な動きが実現しますが、全身パーツの場合は『フワフワ鎧(装甲力0?)』みたいな感じとなり、とにかく動きにくいです。
まともに歩けない
動き難いとはこれまでも述べてきましたが、具体的にはどんなものか?
さわり程度に表現すると………
- 『気をつけ』が出来ません
- 足が上がらず階段登れません
- エスカレーターは手を繋いでもらった上でつま先で立ちます
- 小さな扉の奥には押し込まれて入り、押し出されて脱出します
- 下を見れません
- 上も見れません
- しゃがめません
- 振り向けません
(振り向いてもぬいぐるみの頭が付いてこない) - 元気な女子高生の『密着接近や抱きつき』が全力タックルに感じます
- やんちゃな子供に平気で負けます
……このくらいに動きに制限がかかります。
声が出せない
イベントキャラに扮した側は、そのイメージを損ねるため安易に『声』を発せないという問題があります。
なので、自然と以下のような禁止事項が生まれてしまいます。
- 不意の『くしゃみ』禁止
- 鼻に突く香水等の『むせ込み』禁止
- 子供に後ろからけられて『ん?』みたいな発生禁止
- 目の前の子供がポーズを決めて『どう?』と尋ねられても声で答える事の禁止
- ヤンチャな子供がぬいぐるみの手袋を奪っても『返せ!』の言葉禁止
- 興味津々のお客さんが『中の人』を見ようと視界確保部分に顔をつけても『どいてください』の発声禁止
- おしっこに行きたくなっても『すいません、トイレ…』というヘルプ要請禁止
とまあ、とにかく声は出せません。
(サンリオのキティやマイメロがヤローの声を出した事を想像すると、その場にいる人々の反応が想像できるでしょう♪)
視界が狭い
見通しは思っていたよりも良好でしたが、ほぼ正面のみですね。
首も上下左右全てにほぼ振れないので、段差を確認することも出来ず、とにかく下方面が怖い怖い。
荷物が所狭しと並んでいるバックヤード通路では、歩く度に足をぶつけます。
生理現象の恐怖
タイツタイプの着ぐるみもツナギと考えればトイレが一苦労ですが、パーツ式の着ぐるみは装着順があり、着るだけでも15分程度要するため、気軽にトイレに行けないところが恐怖でした。
……まあ、僕の場合は汗だくだった事もあり、脱水症状なのか仕事中のトイレは思い浮かびませんでしたけどね。
代わりが不在
パフォーマンスを行うケースですが、例えば主役級の中の人が体調不良などに陥れば、代行者が見つからないという問題に直面します。
また、主役級の演技は他のライバルよりも1つ演技に長けた人物だからこそ『主役』となるため、そもそも論で『代行者』なんて存在しないのですね。
パフォーマンス重視型は体力勝負
ただでさえ暑い着ぐるみパフォーマーは、炎天下の中でもバテた様子を見せることができません。
着ぐるみ活動とはいえ、体力づくりには手を抜けないでしょう。
また、体調不良に陥っても表面は『笑顔キャラ』なので、状態を伝えるのも一苦労でしょう。
(関係者だけが知り得る特殊なサインやセリフがあるのでしょうが)
イベントキャラの仕事 休暇関係
長期雇用の場合は一般的な休日の割り当て
着ぐるみ担当という役者を揃える企業でしたら、社員枠と同じ休暇を得ることができるでしょう。
短期イベント時は日数によって変化
短期的な集中イベントの時は、営業先に合わせた休暇があるかもしれませんが、年中無休の場合は期間いっぱいの出動が求められるかも知れません。
休憩時間は多い
ただでさえ暑い着ぐるみの中の人を気遣ってか、休憩時間は小刻みに訪れ、それでいて長いのが特徴です。
ちなみに演劇中にキャラクターが頻繁に出入りするのも、ストーリーの裏で小休憩を受ける技の1つと言われます。
(主人公格ほど休憩時間が減ってしまいますが)
イベントキャラの仕事 給料関係
正社員
基本給が存在し、各種手当もあるでしょうが、各イベントの多くは景気に左右されるため、順当な昇給が発生するかを考えると微妙かもしれませんね。
着ぐるみを着てのパフォーマンス専門の場合は、1回のイベント参加単位による報酬型という場合も考えられます。
この場合だと、どこかの企業に属する正社員というよりも、ほとんど業務委託に近い待遇を受ける可能性が濃厚ですね。
アルバイト(長期)
地域の最低賃金に近い時給が多いでしょう。
遊園地内のマスコットキャラなどが主な勤務先となりますが、演技力に応じた時給アップ見込めます。
アルバイト(短期)
遊園地のような大規模レジャー施設とは異なり、ガソリンスタンドや商店などで単発的に活躍するイベントキャラクタですので、演技力を必要としないため時給は地域の最低基準に近いものがあるでしょう。
………実は、このテの仕事の募集って見た事が無いんですね。
アルバイト(業務委託)
僕の場合はこれに当てはまるでしょう。
知り合いのおもちゃ屋さん店主から直接声を掛けていただいたわけですが、時給ではなく3日で24000円でした。
(累計活動時間は18時間程度)
知り合いということで色を付けてもらった金額と思われますが、稼働時間や呼び込みの経験が全くゼロという部分を考慮すれば、体感的に最低賃金でも文句は言えない仕事と言えるかもですね。
イベントキャラの仕事 人間関係
集団で行う場合
ダンスや演技を行う場合、パフォーマンス能力も必要ですが、それ以上にチームワークが重要と言えるでしょう。
着ぐるみ着用時は移動すら困難な状態ですので、油断しなくとも反応に遅れたりします。
そんな時にカバーしてくれるのは他ならぬ仲間となりますので、身内をいかにして信頼するかが良好なチーム作りと言えるでしょう。
ただ、基本的な事をいえば、着ぐるみを着用しながらの業務というところから特殊でありますので、そこに集う同僚の全員が同じ好みの感覚ともいえます。
そういった意味では自然と良好な関係となるでしょう。
単独で行う場合
とにかく衣装屋さんと仲良くなるべきですね。
声出しを制限され、視野が狭く、手も上がらず、歩くことさえ困難なキャラクタ化時においてはHELPサインさえ出せません。
衣装屋さんはそんなこちらの不都合を仕草や動きから察知してくれるわけですが、そんな察知役と仲が悪ければ当然ながら仕事そのものが支障だらけになってしまいますね。
とはいえ、単独でイベントぬいぐるみを着る場合の多くは貸衣装と共に営業員さんが付き、そもそもが気を遣い合う仲同士でもあるため、簡単に仲違いはしないでしょう。
イベントキャラの仕事 作業道具の支給
イベント用衣装そのもの
イベントマスコットの衣装そのものが特殊なので、こればかりは確実に会社側が準備してくれます。
プレゼントなど
イベント企画にプレゼントキャンペーンなどが含まれれば、こちらも準備されることでしょう。
軽くて小さな物でも手に持つことが難しいので、コツを掴むまでが大変です。
イベントキャラの仕事 転職する場合の活用法は?
イベントキャラに扮しての活動内容にもよりますが、一言に面接受けが良い印象です。
選ぶことのできないお客さんの中に入り込む仕事でもあるため、社交的という意味でもプラス印象でしょう。
技ぐるみを着た状態でのダンスパフォーマンス経験者となれば、演劇活動を軸とする企業に受けが良さそうですね。
イベントキャラの仕事 この職業は安定or不安定?
景気に振り回される
呼び込み目的の着ぐるみキャラは、正直言って不景気時には後優先とされる存在です。
役柄的には夢のある仕事ですが、安定した職業として収入を得る為には、相当に狭い門を通過する必要があるでしょう
体力が低い人には不向き
着ぐるみを着ての仕事は見た目に反してハードであり、長時間の勤務そのものが難しいでしょう。
特に野外での活動は季節の影響が直撃しますので、たとえば『ただ歩く』という作業にもそれなりの体力づくりと健康管理が重要となります。
イベントキャラの仕事 この職業の昔と今の違い
隠れコスプレイヤー歓喜?
コスプレブームが到来してから久しいですが、イベントキャラの着ぐるみ業務もある言い方をすればコスプレですね。
この手の仕事は顔出しとそうでないものがありますが、ある言い方をすれば、勇気を持てない隠れコスプレイヤーに重宝される仕事と言えるかもしれませんね。
着ぐるみが凝ってきた
今でも現役でありながら、どうしても型落ち感が否めないのが、頭だけ被り物の全身タイツタイプですが、今の着ぐるみは各パーツ一つ一つが凝っていて、自分で装着する事が出来ないほど………。
必然的に、最低二人一組になったりします。
『イベント』が減った
不景気の煽りと言えばそれまでですが、この頃はぬいぐるみを着込んでのイベント活動が減ってしまいましたね。
どうしてもこのタイプの仕事に憧れる場合は、目玉キャラを保有する施設を狙い、そこで入社希望を出すほうが賢明かもしれません。
イベントキャラの仕事 この職業のメリット
素顔を出す必要がない
数ある接客業の中でも素顔を出す必要性がない職種ですので、主催者やパートナー以外の人物に素顔を出す場面が極めて少ない特異な立場ですね。
どうしても誰かと対面した際に上がってしまう性格の場合、最低限の接触で事が済むでしょう。
イベントキャラの仕事 この職業の裏話
単純にモテますね☆
中の人となる現実の僕個人はヘボヘボですが、扮装姿と理解していても変に嬉しいです。
また、人間としてのサガなのか、やはり『中の人』が気になるようで。
頭だけを外した休憩中、男女問わずに見知らぬ関係者に興味津々で声をかけられるなど、悪い気はしませんね。
(全てを脱げば、誰も見向きしなくなりますが💧)
イベントキャラの仕事 まとめ
ということで、イベントキャラとしてのぬいぐるみ活動の仕事の実体験を書いてみました。
はっきり言って一生涯続ける仕事とは思えませんが、短期的に携わるならリラックスしつつ収入を得られるので、ある意味では夢の仕事と表現できるかもですね。
ただ、これにダンスなどのパフォーマンスが増えた場合はほんわか雰囲気はどこへやら、一変して肉体労働と化すため、業務内容の情報収集をしっかり行いましょう。
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僕はこのブログ内でいちサラリーマンとして色々と書いています。
あなたの職場の悩み解決、あなた自身が抱える悩み解決にも役立つかもしれませんので、時間がある時などにでも目を通してくださいな。
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